針が血管内にあるはずなのに…逆血があったのにも関わらず、針が途中で進まなくなってしまう原因と対処法


針は血管内に入った。逆血もある。それなのに、なぜか外筒が進んでいかない…。

そんな思いをした事がありませんか?そんな時、起こっている可能性がある状態と、その対処法について解説します。

 

1、途中で外筒が血管外に出た

これが最も可能性としては高い状態です。

本来であれば

こうなっているはずなのに、実際は

こうなってしまっている。

ビニール製の外筒だけでは、トルクが効かないので静脈内になかなかうまく入っていきません。

こうなった原因としては、外筒の逆血確認を怠った事があげられます。そうならないために、かならず外筒の逆血確認を行いましょう。

 

2、血管を貫いてしまっている

この場合、本来は

こうなっていないといけないのに対して

こうなってしまっている事があげられます。

原因としては、角度をつけ過ぎたか、勢いが良すぎたか。いずれにせよ深く刺し過ぎた事によります。

特に高齢者など、血管が細い患者さんの場合で発生しやすい現象です。これを防ぐには、深く刺し過ぎないテクニックが重要になってきます。

 

3、弁が邪魔している

静脈には逆流を防ぐための弁が散在しています。

運悪く、弁がある部分に留置しようとして、弁によって物理的に外筒の侵入が阻害される場合があります。

そういった場合も、テクニックがあります。

やはりビニール製の外筒だけではトルクが効かないため、金属製の内筒を残した状態で弁を通り抜ける事ができれば血管内に外筒を留置する事が可能です。

具体的な方法については、この記事に書いてあるため一度目を通してみてください。