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血管が硬くてうまく刺さらない、コロコロ逃げる場合どうしたらいい?

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高齢者や、動脈硬化が進行した血管の場合、血管壁が硬く、そのためコロコロと血管が逃げてしまう場合があります。

こういった場合の対処法は主に2つあります。

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1、Yの字の血管を探す

Yの字の血管の又の部分は、物理的に固定性が良く、コロコロ逃げる血管でもうまく刺せる可能性が高まります。

コツは、血管に当たるところがYの字の又に来れば良いため、Yの字の又の部分より少し手前から針を刺入し、Yの字の又の部分の血管に当たるようにします。

2、角度をつける

一般的に細くて脆い血管の場合、角度をつけない(平行に近い)状態で刺したほうが、血管壁を貫かなくて有効ですが、今回はその逆です。

血管が硬くコロコロ逃げてしまう、そういうケースの場合、むしろ地面に対して角度をつける事で、血管壁を貫きやすくなります。そうする事で、血管を「刺す」事ができる可能性が高まります。

この時、大抵の動脈硬化の血管は内腔が狭くなっている事をイメージする事が重要です。

上図はAが動脈硬化のない血管、Bが動脈硬化の進行した血管をイメージしています。

Aのケースでは、血管壁がうすく、血管に刺さればすぐに逆血がくる、簡単な血管です。

Bのケースでは、血管壁があつく、血管に刺さった感覚があってもなぜか逆血が来ない、なんて事になりかねない難しい血管です。

硬い血管は大抵が後者、Bのケースなので、狭い内腔に見事内筒を入れる、ここから始まるという事を覚えていくと良いでしょう。

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